子供のいじめ問題で悩んでいる方…多いですよね?

とても「微妙な問題」ですので、先生も親御さんも困っておられると思います。

しかし、なぜ、子供のいじめはなくならないのでしょうか?

それは、

そもそも、この社会が「いじめ社会」だからです。

子供のいじめ

なぜ、この世で「いじめ」がなくならない?

なぜ、この世で「いじめ」がなくならないのでしょうか?

その理由を解説します。

この世の実体は「いじめ」だらけ!?

  • 自由と平等
  • 人権尊重
  • 平和と助け合い

…この世はもっともらしいスローガンで飾られています。

しかし、その実態は

弱い者はエネルギーを奪われ、強い者はますます肥え太ってゆく

…です。

そもそも、この社会は弱肉強食で成り立っているんです。

強者にへつらわないとイジメられる…

この世は「強い者の下に、否応なしに、弱い者が組み入れられる」しくみになっています。

「寄らば大樹の陰」の強制バージョンですね。

しかし、それに従わない人もいます。

そして、いじめの多くは、そういう人達に対して行われます。

  • 地域のお偉いさんの言う事を聞かないと村八分
  • 上司にへつらわないと、出世できない
  • 大御所に逆らうと仕事を干される

…それだけではありません。

マスコミも、イジメっ子のようなものです。

「川に落ちた犬は叩け」のコトワザ通り…。

落ち目の有名人などは、マスコミによってフルボッコにされてしまいます。

「この世の中自体」がイジメ社会

なぜ、この世でイジメがなくならないのか?

それは、「この世の中自体」がイジメ社会だからなんですよ。

子供に対してだけ「イジメは良くない」…それは偽善だろ?

このように、この社会では、あらゆるシーンにおいてイジメが浸透しています。

つまり、そもそも、この世の実態はいじめ社会なのです。

それなのに、子供に対してだけ「イジメは良くない」などと言っています。

…これは偽善です。

子供は、この社会を映し出す「鏡」

子供は、この社会の本質を感じ取ります。

敏感に反応する「ピュアなハート」を持っています。

子供は、この社会の実体を映しだす「映し鏡」なのです。

(もちろん、中には、そうではない「とんでもない悪童」もいますが…)

子供は「偽善者」の言うことなど聞かない

「イジメは良くない」と子供に言いながら

  • 職場で、気に入らない人をいじめている
  • 誰かを仲間はずれにしたり、陰で悪口などを言っている
  • 上司にイジメられても抗議ひとつできない
  • イジメを見て見ぬふりをしている
  • マスコミの芸能人叩きなどを、面白がって見ている

…これでは、子どもたちだって「大人の言うこと」なんか聞きませんよ

子供のイジメを解決したいなら、まずは、大人の社会から「偽善」をなくせ!

本当に子供のいじめをなくしたいなら、まずは私たちが変わる必要があります。

大人の世界から「偽善」をなくす必要があるのです。

子供に対し「いじめはダメ」と言うのなら、

まず、大人の世界からいじめをなくし、偽善をやめなければなりません。

大人が正しい生き方を貫けば、子供たちは自ずと自分を正して行く!

いじめは、弱者を標的にして「自分のストレス」を発散する悪質な行為です。

いじめっ子は、強い者と戦えないから、弱い者をスケープゴードにするのです。

また、自分の保身のためなら「物言わぬ弱者」を平気で犠牲にするのも、いじめの特長です。

私たちは、そういう卑劣なことには一切加担すべきではありませんし、それに屈してもなりません。

子供は「映し鏡」なのです。

大人が「正しい生き方」を貫いているのを目の当たりにすれば、子供たちはおのずと自分を正して行くのです。

子供のイジメを本当に解決したいなら、まずは、私たち大人が変わる必要があるのではないでしょうか?