風水のサイトを見ると、
赤色の財布は
- 金運を燃やす
- お金がたまらない
- 貧乏財布
…などと、解説されていることが多いですよね。
実際はどうなのでしょうか?
また、なぜそのように言われるのでしょうか?
本日は「赤い財布は、本当によくないのか?」を考えてみます。
赤色(レッド)のネガティブな面
赤い財布は、
- 良くない?
- お金が貯まらない?
- 金運が下がる?
まず、赤色のネガティブな面を解説しましょう。
1.トラブルを起こしやすいイメージ
占星術では、赤は「火星の色」とされています。
昔、火星はトラブルを起こす星、不吉な星と考えられてきました。
このようなことから、赤色はトラブルにつながりやすいイメージがあります。
2.過剰な攻撃性のイメージ
赤は「興奮を起こす色」とされています。
牛に赤い布を見せると、突進してきますよね?
こんなことからも、赤色には、なんとなく過剰な攻撃性のイメージがあります。
3.反主流的なイメージ
赤といえば「共産主義」のイメージ・カラーです。
中国やロシアは、赤がシンボルです。
アメリカでは「レッドパージ」と言って、共産主義を叩いてきた歴史があります。
そんなわけで、赤色にはなんとなく反主流的なイメージができてしまいました。
赤色のポジティブな面
では、赤色のポジティブな面は、どんなところでしょうか?
1.体を暖め、心身のエネルギーを高める
赤は「暖色」なので、体を暖める効果があります。
赤い部屋に入ると、体温が上昇することがわかっています。
これは、心身のエネルギーが高まっているということです。
2.積極性を高める
カラーセラピーでは、赤は「気持ちを高揚させる」と言われています。
赤い色を見ていると、なんとなくポジティブな気持ちになってきますよね?
そんなことから、赤は積極性が高まる色と言えます。
3.正義心を高める
「赤心(せきしん)」という言葉があります。
これは、偽りのない心、正義の心という意味です。
赤は、正義心を高める色でもあるのです。
なぜ、風水では「赤い財布はよくない」と言われる?
では、なぜ風水では「赤い財布はよくない」と言われるのでしょうか?
赤はエネルギーが強すぎる
それは、風水から見ると、赤はエネルギーが強すぎると見なされているからです。
そのため、
- 物事を冷静に見ることができない
- ムリをしやすい
- 突飛な行動をとることがある
・・・など、エネルギー過多になる心配があるというわけです。
ギャンブルにハマって散財する人を思い浮かべると、イメージしやすいかもしれません。
そんなわけで、風水では「赤い財布がよくない」と言われるのです。
赤い財布を持つと、本当に金運が悪くなる?
では、「赤の財布」を持つと、本当に金運が悪くなるのでしょうか?
お金が貯まらなくなるのでしょうか?
…実は、そうとは言えません。
それは「使う人にもよる」のです。
使う人によって「赤の財布」の金運は違う!
赤い財布で「金運を落とす人」も確かにいます。
ですが、逆に「金運が上がる人」もいます。
赤い財布で「営業成績」が上がる人もいる!
人間には、それぞれの性格があります。
たとえば、「引っ込み思案」で「消極的」な人もいます。
そういう人が営業マンだったら、契約はとれませんよね?
でも、そういう人が「赤の財布」を持ったらどうでしょうか?
積極性が出て、契約がとれる可能性が出てくるのです。
つまり、使う人の資質や性格によって、「赤い財布」を持った時の金運は違ってくるのです。
「赤い財布」を持たない方がよい人、持った方がよい人
では、赤い財布を
- 持たない方がよい人
- 持った方がよい人
・・・は、それぞれどんな人たちでしょうか?
「赤い財布」を持たない方がよい人
「赤い財布」を持たない方がよい人は、以下です。
- 短気な人、冷静さを失いやすい人
- トラブルを起こしやすい人
- 仕事が忙しく、ストレスがたまっている人
赤色には「興奮作用」があります。
ですので、短気な人が赤い財布を持つと、熱くなりすぎてお金を失ったりします。
また、赤色は「過剰なエネルギー」をもたらすことがあります。
ですので、いつも忙しい人は、さらに忙しくなりストレスが強まる可能性があります。
「赤い財布」を持った方がよい人
「赤い財布」を持った方がよい人は、以下です。
- 消極的な人
- いざという時、勇気がでない人
- エネルギー不足、低体温の人
赤は、人に「積極性」をもたらします。
ですので、ふだん消極的な人が赤い財布を持つと、ちょうどよい感じになります。
また、いざという時、勇気が出なかったり、言うべきことを言えない人も、自分を押し出す力が出てくるようになります。
まとめ
今回は
- 赤い財布は本当に良くないのか?
- なぜ風水では、金運を燃やす色とされる?
…について解説しました。
まとめると、
- 赤い財布は、エネルギーが強すぎる
- そのため、ネガティブなイメージがある
- だが、ポジティブな面も多い
- 結局、持つ人次第!
…となります。
赤い財布は「持つ人次第」で良くも悪くもなる
たしかに、一般的な風水で言われるように、赤い財布には良くない面もあります。
特に「短気な人」が赤い財布を持つと、散財につながりそうですね。
ですが「消極的な人」や「エネルギー不足の人」が、赤い財布を持つのは悪くありません。
積極性が出てきて、ちょうどよい運気になります。
つまり、赤色の財布は、持つ人次第で良くも悪くもなるのです。
高級ブランドの赤財布は大丈夫?
ちなみに、高級ブランドの赤い財布も、金運を燃やすのでしょうか?
せっかく5万も6万も出して買う財布に、運気がなかったら困りますよね?
高級ブランドは、赤の欠点がでにくい
確かに、赤色の財布は「過剰な作用」がでやすいです。
ですが、さすがに高級ブランドは、単純な赤色は使いません。
実際に、高級ブランドの赤財布を見てみると、センスのよい色使いをしているものばかりです。
このような「赤」は金運を燃やすような色ではないのです。
高級ブランドの財布は、色の長所を引き出すのが上手です。
ですので、金運が悪くなることはありません。
そもそもの、赤い財布が持っている「金運」はこちらを参考にしてくださいね!