【２０２０年】世界はどう変わる？「土星」と「冥王星」のコンジャンクション

あくまで占星術上の話ですが、

地球から見て、土星と冥王星の角度が、ほぼ「０度」に近い状態になります。

これを「コンジャンクション」と言います。

土星は「秩序維持」の星

冥王星は「破壊・変革」の星

…となります。

冥王星は、太陽系の中で一番パワーのある「破壊の星」です。

ですので、土星がコントロールする「秩序」に破壊的な圧力をかけてきます。

と言うことは、

シンプルに言って、「今までの秩序が刷新される」

…ということになります。

社会そのものも、人の意識も

【強制的に】刷新される可能性がありますよ。

前回、起きたのは1982年です。

この頃から、世の中は、古い考え方から自由になり始めた…

そんな気がします。

翌年には、ＣＤやファミコンなどが流行り始めました。

ディズニーランドも開園しましたね。

また、お金に関しての考え方も変わってきたと思います。

この後、１９８５年頃、日本はバブルを迎えます。

1982年の場合、土星と冥王星は、「天秤座の後半」で重なりました。

これは「古い知識からの解放＝グローバル化」と読めます。

そういうことです。

「古い考え方」や「村社会」などからくる縛りから、人々が自由になり始めた…

ということですね。

２０２０年の場合、土星と冥王星は、「山羊座の後半」で重なります。

これは、「旧秩序・縦社会・ピラミッド構造からの解放」と読めます。

はい。
もう少し、詳しく見ると

コンジャンクションの起きる度数は「山羊座の２３度」です。

サビアンシンボルは「戦争での勇敢さをたたえる2つの賞」です。

サビアンシンボルとは、簡単に言うと、

１２星座の中の「３６０度」…その一つ一つの「度数の意味」を明らかにしたものです。

戦争での勇敢さをたたえられ…

その結果、「2つの賞」をもらいます。

• 賞の一つは「戦いを続ける自由」。
• もう一つは「戦いから降りる自由」。

…です。

これが、「2つの賞の意味」と読めます。

（参照：松村潔著「愛蔵版サビアン占星術」）

２０２０年からは

戦いや競争を「続ける人」と「やめる人」、それが２極化する

…と思います。

もちろん、急にそうなるのでなく、

2020年の前後数年で、じわじわと変化してゆくでしょう。

そうですよね。

思えば、今まで私たちは、ムリヤリ競争させられていたと思います。

もっとリッチになるために。あるいは、自分のテリトリーを守るために。

しかし、２０２０年の土星と冥王星の「コンジャンクション」の前後で、

そんな不毛な競争からドロップ・アウトする人が続出する可能性があります。

はい。

冥王星は、強力な強制力を持っています。

ですので、今後、誰もが、戦いや競争を「続けるか？」「やめるか？」…

二つに一つの選択を迫られるような、強烈な体験をすることになると思いますよ。

２０２０年は、色々な動きがありそうですね。 

…「不毛な戦い」を続けるか？やめるか？

皆さんはどんな選択をしますか？