巷の「風水本」を読むと、たいてい、以下のようなことが書かれてますよね?
- 西の窓をキレイに(金運)
- トイレをキレイに
- 玄関をキレイに
などなど…
しかし、これをやっていれば、それで「万事OK」というものではありません。
ケースバイケースということも多いですし、気にし過ぎてもストレスになります。
「風水」は、気にし過ぎても良くない
風水は、気にし過ぎても良くありません。
ほんとうは、自分の自然な感覚が一番大切です。
風水を実践するに当たっては、以下の点にも注意しておきましょう。
- バランスが大切
- こだわり過ぎない
- 自分の感覚を大切にする
- 時には、原則を無視して冒険してみる
一つ一つ、簡単に説明しますね。
1.バランスが大切
たとえば、家の西側ばかり掃除している人がいらっしゃいます。
風水本を読むと、金運に関係しているのは「西側」だと書いてあるからです。
しかし、本来、どの方位も大切です。
どれか一つが欠けても、運勢は安定しなくなります。
要は、バランスが大事なのです。
「北側の窓」を掃除しなかった例
以前、風水を実践しているのに金運が悪い人がいました。
この方は、北側の窓を掃除しておらず、北の窓はクモの巣だらけでした。
これでは、運気も悪くなるはずです。
さっそく、「北の窓」を掃除したところ、仕事の段取りが良くなり、金運も好転したそうです。
このように、風水本に書かれていることに捕らわれて、「バランス」を欠いてしまうと、良くありません。
2.こだわり過ぎない
たとえば、財布を購入する時、「店の方角」とか、「購入日」等にこだわる方がいらっしゃいます。
しかし、それは、人間が考えだしたものに過ぎません。
あくまで「一般法則」であって、それが【絶対】というわけではないのです。
ですので、あまりにこだわり過ぎるのも、かえって良くないのです。
3.自分の感覚を大切にする
たとえば、家の掃除をする際に、風水のマニュアル通りにやっている方もいらっしゃいます。
玄関を掃除して、トイレを掃除して、窓を掃除して…
それはそれで良いのですが、あまりマニュアルに縛られるのは良くありません。
風水は「マニュアル」ではない
風水とは、マニュアルではないのです。
あくまで、気の流れを良くするための「基本」を提示しているだけなのです。
ですので、「風水的に○○は良くない」と気にしすぎていては、かえって間違ってしまいます。
「自分の感覚」を大切にしつつ、風水を活用してゆくこと必要
風水を活用するには、自分の感覚を大切にした方が良いです。
お掃除するにしても、
- 今日はなんだか、冷蔵庫が気になる
- 最近、ガスコンロの汚れが気になる
…など、色々あるはずです。
そのような「自分の感覚」を大切にしながら、風水を活用してゆくことが必要です。
4.状況によっては、原則を無視してみる
たとえば、財布を新調する時に、
「風水では、赤の財布は財運を燃やしてしまうと言ってたな」
…と、決して「赤の財布」に手を出さない人もいます。
ですが、それは、あくまで原則であって、「例外」もあるのです。
状況によって、必要なエネルギーは違う
人によっては、「赤」のエネルギーが必要な時もあります。
思い切り飛躍しなければならない時期に、「茶色の財布」を使っていたら力がでません。
ですので、風水の原則にとらわれず、冒険することも、時には必要なのです。
風水を使いこなすには「応用力」が必要
本日は、風水を「気にし過ぎ」てもダメな理由!「自分の感覚」を大切にしようということをお知らせしました。
繰り返しますが、風水本に書かれていることは、あくまで基本原則です。
どんな時、どんなケースでも、有効というわけではありません。
ですので、状況に応じて、柔軟に使ってゆく必要があります。
風水を使うには、自分の感覚が必要なのです。
今回から「風水」について解説してゆきます。 風水とは、一言でいうと、気を整えて開運する「環境術」です。 たとえば、風水では、家を整えたり、財布の中身を整えたりしますよね? これは、家や財布の「気の流れ」を良くして、運気を …