私がスサノオノミコトの地上神(あらひとがみ)を名乗られる「師」にお会いしたのは1992年のことです。

それから、私は20年の間、師の下で修業を続けてきました。

多くの秘儀・秘伝をさずかり、そして、秘剣をさずかりました。

2014年、師は「諸君には力をさずけた。私がいなくとも、この世で何かをできるようにしておけ。」とおっしゃりました。

2015年、私は師の下を離れることを余儀なくされ、師の意志を自分の人生で貫くことにしました。

師の意志は「破邪顕正(はじゃけんしょう)」です。

邪を破り、正義をこの世に顕(あら)わす、スサノオノミコトの「鉄の意志」です。

石上布都魂神社

スサノオ秘剣の旅

2016年11月11日、私はスサノオノミコト(素戔嗚尊)を巡る旅に出ることになりました。

肉体存在としてのスサノオノミコトではなく、エネルギー存在であるスサノオノミコトにお会いしに行くわけです。

そして、僭越ながらも、スサノオノミコの破邪顕正のエネルギーを地上に展開するため、各地を巡って来る予定です。

今回は、岡山の石上布都魂神社を出発点として、

  • 島根…出雲大社、八重垣神社
  • 京都…八坂神社、伏見稲荷神社
  • 愛知…熱田神宮

を巡りました。

Miracle Dice

これらの旅行記は、私が「感じたこと」を書いています。

普通の感覚からすると「?」と思われることも多いかもしれません。

あくまで【仮説】として読んでいただければ嬉しいです。

石上布都魂神社

まずは、岡山県赤磐市の石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)へ行きます。

石上布都魂神社は、岡山市から車で1時間ほどの山の上にあります。

霊能者や剣術家なども頻繁に訪れるパワー・スポットらしいです。

なぜ、私が最初に石上布都魂神社を訪れるかと言うと、

スサノオの十拳の剣(とつかのつるぎ)が最初に奉納された神社だからです。

十拳の剣とは?

「十拳の剣」とは、あのヤワタノオロチを退治した神剣です。

正式名称は「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」です。

神社関係者の話

  • スサノオは「十拳の剣」を石上布都魂神社に奉納していた。
  • 想像では、ここら一帯はたたら製鉄の地であったので、スサノオは剣を新たに鋳造し、十拳の剣をここに奉納したのではないか?
  • しかし、崇神天皇の時代に大和の勢力が強くなると、十拳の剣は大和に持って行かれてしまう。
  • 現在、神剣は奈良の石上神宮にある。
  • また、本物の十拳の剣からは三振りのレプリカが造られ「宮内庁」「石上神宮(奈良)」「石上布都魂神社(岡山)」に納められた。

「十拳の剣」と「草薙の剣」の違い

スサノオと言うと「草薙の剣」の方が有名かもしれません。

一応、「十拳の剣」と「草薙の剣」の違いを書いておきます。

  • 十拳の剣→ヤマタノオロチを退治した神剣。石上布都魂神社に納められた後、石上神宮(奈良)へ移される。
  • 草薙の剣→退治したヤマタノオロチのしっぽから出て来た神剣。その後、熱田神宮へ納められる。
Miracle Dice

後程、神主さんに「十拳の剣」を元に作成された木剣を見せてもらいました。

日本刀とは逆で、反りの内側に刃が入っていました。

騎馬民族?が持つような特殊な剣でした。

石上布都魂神社へ

それではさっそく石上布都魂神社へお参りします。

拝殿です。素朴で清々しい神社です。

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狛犬が素敵な形相をしています。鬼のようです。

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拝殿から15分ほど山を登って行くと、本殿があります。

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山を登る途中、黄色い2匹のチョウチョが我々の到着を歓迎するかのように、舞っていました。

本殿は磐座(いわくら)の上にあります。

磐座とは、大きな岩のご神体のことです。

Miracle Dice

畏れ多いので、写真は撮ってません。

本殿にて、剣の奉納

本殿にて、剣の奉納をおこないます。

十拳の剣のエネルギーを再チャージ

Miracle Dice

本殿で参拝後、神剣を3度振る。

「よろしく頼むぞ」と、スサノオノミコトの優しいお声が聞こえたような気がする。

暖かく静かな波動だ。

まったく荒々しい感じではなく、普段私が憩っている時と同じようなゆったりとした波動。

スサノオは素朴な庶民の神なのだ。

これで私がさずかっている神剣に十拳の剣のエネルギーが改めてチャージされた。

このパワーをこれから各地の神社に降ろして行きたい。