ずいぶん時間が経ちましたが、去る4/12…
府中市の大國玉(おおくにたま)神社に参拝してきました。
(お客様からオススメをいただいた神社です。)
大國玉神社とは?
忘備録として、武蔵国の大國玉神社について記しておきます。
武蔵国の総社
大國玉神社は、明治4年まで「武蔵国総社」と呼ばれていたようです。
武蔵国とは?
東京、埼玉、神奈川の一部を含むエリア
総社とは?
その地域の祭神を、一つにまとめてお祭りしている神社。
ここを参拝すれば、その地域全体の神様を参拝できることになります。
「六所宮」と言われていた
大國玉神社には、武蔵国の一之宮から六之宮の神様が合祀されているらしいです。
(小野大神・小河大神・氷川大神・秩父大神・金佐奈大神・杉山大神)
そのため、“六所明神”とか“六所宮”と称されています。
祭神
スサノオの娘婿「大国主命」と、同じ神様とされているようです。
ですが、一説には「ニギハヤヒのミコト」という噂もあります。
おそらく、噂が本当なのでしょう。
お祭り
大國玉神社でおこなわれるお祭りです。
くらやみ祭
5月5日に例大祭が行われるようです。
俗に「くらやみ祭」と呼ばれ、八つの神輿が明かりを灯けず闇夜に町を回ります。
※1961年より、夕刻からの行事に改められたらしい。
暗闇で行われる理由は、貴いものを見る事は許されないということらしい。
事実はどうなのでしょう?
すもも祭り
7月20日におこなわれる祭り。
昔、源頼義が奥州平定のお礼として、大國玉神社に李子(すもも)を供えたらしいです。
この日は、沢山の出店が並び「すもも」も売られるとのこと。
なぜ「すもも」なんでしょうね?
からす団扇(うちわ)
また、すもも祭りの日は、
「からす団扇(うちわ)」「からす扇子」を頒布するようです。
五穀豊穣・悪疫防除・厄除などのご利益があるようですね。
八咫烏(やたがらす)?
暗闇の祭り、カラスの団扇…
大國玉神社は、八咫烏(やたがらす)と関係が深い神社なのでしょうか?
そもそも府中の地では、カラスを祭ってたとの話もあるようです。
真偽は不明ですが…。
八咫烏とは?
神武天皇を大和に導いた神と言われてます。
賀茂氏の始祖である賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)がその人物であるとされています。
一説では、その後、八咫烏は、宮中祭祀を裏で仕切る「強力な組織」になったとも言われています。
大國玉神社へのご参拝
府中本町駅から大國玉神社に向かいます。
国府跡
府中には、武蔵国の国府があったらしいです。
国府跡がありました。
府中競馬場
府中と言えば、競馬場です。
とても広々とした施設で、オシャレな飲食店もあります。
府中駅前
府中駅前に来ました。通りがムチャクチャ広いです。
けやき通り
この道が大國玉神社まで一直線で繋がっています。
大國玉神社
鳥居
鳥居です。
大木
大木が多いです。
ここらへんは、昔、杜(もり)だったんでしょうね。
樹齢およそ1000年と伝えられる銀杏の大木もあります。
狛犬
狛犬君です。苔むしてます。
剣の奉納
神前結婚をやっていたので、裏手から剣を奉納します。
剣を振ったとたん、雅楽が流れてきた。
歓迎ムード。
しばらくすると、桜のビジョンが見えてきた。
のどかで良い波動。
参拝
改めて、参拝します。
恰幅の良い神が、無言で「うむ」とうなずいておられた。
どっしりした感じがある。
…だが、このお方が大国主なのかどうかはわからない。
武蔵國は、出雲族と関係がある?
武蔵国は「出雲族」が開拓したという噂もあります。
この地は、出雲族と関係が深いのかもしれませんね。
神社の関係者に話を聞きますと、武蔵国を開いた神様を「大国魂の神様」として祀ったということのようです。
開放的で気の良い神社
いずれにしろ、大國玉神社はワヤワヤ波動がなく、開放的で気の良い神社でした。
府中の街も大らかな波動で、ゆったりできました。
また何か気づいた点があれば、追記してゆこうと思います。
私は、2015年より、 全国各地の「神社」や「パワースポット」の浄化をはじめました。 実際に現地を訪れ、感じたことなどを書いています。 (旅行記のようなものです) 「神社」や「パワースポット」 …