過日、10月20日
遠江国(とおとうみのくに)一宮の小國神社(オクニジンジャ)へ参拝に行ってきました。
お客様よりご紹介いただいた神社です。
忘備録として記しておきます。
「一の宮」とは?
平安時代から鎌倉時代初期にかけての社格。
その地域の神社の中で「もっとも格式が高い」とされている神社のこと。
その国に赴任した「国司」が、一番最初に参拝する神社です。
ちなみに、遠江国とは、今の「静岡県西部」です。
遠江国一宮「小國神社」へのアクセス
小國神社へは、電車で向かいました。
所在地
最寄りの駅は「遠江一宮駅」です。
交通
新幹線で掛川へゆきます。
天竜浜名湖鉄道に乗り、遠江一宮駅で下車。
送迎バスで、小國神社まで連れて行ってもらえます。
送迎バスは、日曜及び指定日のみ運行です。
天竜浜名湖鉄道の列車
列車にはスズキのバイク「刀」が描かれていました。
すごいインパクトです。
掛川には、スズキの工場があります。
小國神社のご由緒
遠江一宮駅です。
キャラクターの「だいこくちゃん」が歓迎してくれてます。
駅前の掲示板に、小國神社のご由緒が書かれています。
創祀は「神代」とのことです。
そうとう古そうですね。
神社名の「小國」は、出雲の「大国」に対して、
遠江をこのように呼んだところからきているようです。
徳川家康もバックアップ!?
また、小國神社は、家康の支持も受けていたようです。
徳川家康が社殿を再建したりもしているようですね。
御祭神
ご祭神は、大己貴命です。
大己貴命にかんしては、諸説あります。
基本は、「大国主」と同一存在とされています。
ですが、真相は謎です。
小國神社と事任八幡宮との関係は?
…と、掲示板には書かれていますね。
「ことのまま=願いがかなう」です。
「祭神」を預かってもらったご縁?
ちなみに、遠江国には、もうひとつ一宮があります。
事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)です。
…ん?
小國神社と何か関係があるのでしょうか?
詳しい人に話を聞くと、
東海道では戦乱が多く、その戦乱から御祭神を守るため、
事任八幡宮は、祭神の分御霊(わけみたま)を小國神社に預かってもらっていた。
その祭神が、己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)。
そういうご縁で、小國神社は、許当麻知(ことまち)神社、事任(ことのまま)神社とも称されていたのではないか?
…とのことです。
あくまで、古い時代の話であり、真偽は定かではないそうです。
ですが、そういう話もあるとのことでした。
小國神社への参拝
送迎バスに乗り、小國神社に到着しました。
「ことまち横丁」です。
お土産屋やお食事どころがあり、ちょっとした賑わいがあります。
参道を通り、拝殿に向かいます。
拝殿です。
「檜皮葺(ひわだぶき)」の屋根です。
檜(ひのき)の皮を、原木を伐らずに採取して、何枚にも重ねています。
ミルフィーユみたい💛
神剣の奉納
拝殿前で「神剣」を奉納します。
剣がとてもキレイにサクッと振れた。
私が感じたのは、広大な自然の気。
庶民の願いをかなえる自然神。
最初、大己貴命という感じがしなかったので「?」と思いました。
ですが、今考えると、
私がアクセスできたのは、大己貴命ではなく、許当麻知(ことまち)の神だったのではないかと思いました。
とても大らかで広大な波動でした。
まとめ
小國神社は、本来の神社らしい神社だと思いました。
ひもろぎとしての神社…つまり「自然神の住まう神社」という感じです。
雄大な気によって、細かいことはどうでも良くなり、リセットできます。
そうなると、ゴチャゴチャしたエゴがなくなり、本来の心の奥にある願いがかなうのでしょう。
とても気の良い神社でした。
あわせて、「事任八幡宮」にもお参りすると良さそうです。
許当麻知(ことまち)の神が祭られています。
もしかしたら、願いがかなうかもしれませんね^^
私は、2015年より、 全国各地の「神社」や「パワースポット」の浄化をはじめました。 実際に現地を訪れ、感じたことなどを書いています。 (旅行記のようなものです) 「神社」や「パワースポット」 …