2017年の年末、私は岩手県花巻市の「丹内山神社」を訪れました。

なぜこの神社に訪れたかと言うと、荒吐(アラハバキ)神を祭っているからです。

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「スサノオ秘剣の旅」とは何か?

私の神剣にチャージされているスサノオノミコトのエネルギーを、各土地、各都市、各神社に降ろして行くミッションです。

初めからご覧になりたい方は…スサノオ秘剣の旅「石上布都魂神社」へどうぞ。

丹内山神社

アラハバキ神とは?

私はここ数年、「天」のエネルギーを、剣を使って降ろし、地上における波動を処理する仕事をしてきました。

しかし、このたび「天」のエネルギーだけでなく、「地」そのものにアクセスする必要を感じました。

そこで出て来たのが、アラハバキ神です。

アラハバキは謎の神です。

私は、(現段階では)、アラハバキは古代日本の《地の神》と言う認識を持っています。

岩手県花巻市「丹内山神社」

盛岡から東北本線で花巻まで行きます。

和賀山塊…?
東北の雪景色は「水墨画の世界」を実感できます。

花巻から釜石線に乗り、晴山駅に到着。

そこからタクシーで丹内山神社(たんないさんじんじゃ)に到着しました。

境内には誰一人いません。

雪はかなり積もっていましたが、歩けないほどではないのでホッとしました。

池はカチンカチンに凍っています。

丹内山神社

丹内山神社の創建年代は約1200年前。

大昔の地方開拓の祖神「多邇知比古神(たにちひこのかみ)を祭神として祀っています。

祭神

多邇知比古神(たにちひこのかみ)

…この神様の詳細はわかりません。

丹内山神社に剣のエネルギーを奉納

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「スサノオの剣を奉納しに参りました。」

とごあいさつすると、「はるばるよう来られたのう」と聴こえた。

剣を振ると、脳内の斜め上方がピカッと明るくなる。

「丑寅(うしとら)の方角」が開いたと思った。

丑寅=北東(東北)である。

しばらくすると、シーンとしていた境内に「チチチ」と鳥たちがさえずり出した。

また、手水舎の水が流れ落ちる音も聞こえだした。

巨石(アラハバキ神)

丹内山神社のご神体は巨石です。

高さ3~4メートルほどもあり、アラハバキ神として祭られています。

地の神にアクセス

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巨石の中で瞑想する。

非常に大きな安心感に包まれ、一切の思惑や作為など持ちようのない無限のエネルギーに満たされた。

周りは雪が積もっているが、石の中はとても暖かい。

私は絶対的な「地」のパワーを感じた。

東北の強さの元は「地」にあるのだと思った。

※万一のこともありますので、真似はしないようにしてください。

出雲と東北のつながり?

巨石の中で瞑想していた時に、石山が浮かびました。

この石山は出雲に行った時に見た立久恵峡(たちくえきょう)でした。 

出雲も東北も「巨石」を通して何かのつながりがあったのでは?

…そう思いました。

※本日、丹内山神社は物部氏が管理していたらしいことを確認しました。物部氏は出雲とも関係があるようです。

鬼の面

丹内山神社に鬼の面が飾られていました。

…鬼と言うか「牛」です。

スサノオのことを「牛頭天王」と言いますよね?

スサノオ=鬼天王なのかもしれません。

鬼は本来は偉大な神だったのですが、大和政権によって「悪」の烙印を押され、鬼=悪の印象操作をされ続けて来た…

そういう説もあるようです。

「鬼=スサノオ」説は、石見神楽さんが詳細に記しています。

舐めると居眠りしない唐獅子

丹内山神社の側面には、見事な彫刻が沢山彫られています。

万葉風であったり、唐風であったりします。

そこには、唐獅子(からじし)が彫られており、

「本殿脇障子の唐獅子を舐めると居眠りをしない」

…と伝えられています。

私は、実際に舐めてみましたが、少ししょっぱかったです。

なんでこんなに塩気があるのか、ちょっと不思議でした。

もしかしたら、何か覚醒する成分が含まれているのかもしれません。

狛犬

実に凛々しい狛犬です。

成島毘沙門堂「兜跋毘沙門天立像」

成島毘沙門堂(なるしまびしゃもんどう)は、同じ花巻市の熊野神社の中にあります。

そのお堂には、坂上田村麻呂が建立した「兜跋毘沙門天立像」(とばつびしゃもんてん)があります。

※坂上田村麻呂は、東北の蝦夷(えぞ)平定をしたとされる将軍です。

画像ではわかりにくいですが、「地天女」の上に毘沙門天が立っています。

地天女=「地の女神」?

私は、この地天女は「地の女神」だと思いました。

実は、巨石の中で瞑想している時に「ニウツヒメ」と言う言霊が浮かんだのです。

もしかしたら、地の女神は「丹生都比売(ニウツヒメ)」と関係があるのかもしれません。

兜跋毘沙門天立像は、アラハバキ神を封じ込める?

高橋克彦氏によると、

「この兜跋毘沙門天立像は、丹内山神社のアラハバキ神を封じ込めるために作られたのではないか」

…とのことです。

※毘沙門天は、丹内山神社の方角に向かって立っているようです。

だとすれば、この封印を解かねばなりません。

しかし、私は時間の都合で、成島毘沙門堂には行けません。

急遽、土沢駅の待合室で剣を振ることにしました。

地天女の封印を解く

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毘沙門天像の波動へ向けて剣を振る。

「ブチッ」という何かベルトのようなものが千切れる音がした。

毘沙門天が二つに割れたかと思うと、表面が何段にも分解しローリングしながら消えていった。

(私は、映画「トータルリコール」でシュワルツネガーのマスクが分解して割れてゆく場面を思い出した。)

同時に、女神が下から上へズズッとせり上がってきて、全身の姿を現した。

女神は淡い光を帯びていた。