私たちは、秋田県の「八龍神社」を参拝した後、昼ごはんを食べようとさまよっていました。
すると、偶然「大潟神社」に行き着きました。
秋田県「大潟神社」
大潟神社は、八郎潟の農業従事者の支えとなるべく、1978年に建立された神社です。
場所は、秋田県南秋田郡大潟村となります。
大潟神社の由緒を記す前に、「八郎潟の農業を襲ったトラブル」について書いておきます。
八郎潟の農業を襲ったトラブル
時は1964年、戦後の米不足を解消するために、八郎潟は干拓されました。
…湖の水を抜き取って、農地にしたんですね。
その後、八郎潟ではコメを増産するため、全国から入植者を募りました。
そして、多くの農家が新しい土地に参入してきました。
国の「減反政策」で、村は真っ二つに分裂!
しかし、その後、国民がパン食をするようになりました。
次第に米余りの状況になると、国は一転して「減反政策」に転じます。
米を作るために八郎潟を干拓し入植者を募ったのに、今度は「米を作らないように」方針転換をはじめたわけです。
せっかく八郎潟に来たのに、米を作るなって、どういうこと!?
でも「指導に従わなければ、土地を取り上げる!」って。
そして、補助金などの利権もからみ、村は【減反賛成派】と【反対派】に分かれ、真っ二つに分裂してしまいます。
大潟神社へ参拝
大潟神社の話に戻りますね。
由緒
八郎潟は米の増産を目的に干拓され、農地にされました。
そして、1968年、農業従事者が続々と新しい農地に入植してきました。
そうしたなかで「心のよりどころが欲しい」という村民の思いが集まりました。
そして「伊勢神宮の古い社を一つ頂きたい」と運動を起こします。
その結果、1978年に大潟神社が建立されました。
ご祭神
大潟神社の祭神には
- 天照大神
- 豊受大神
- 八郎太郎大神
が祭られています。
参道
長い参道です。
伊勢神宮のように広々とした感じがあります。
狛犬
狛犬君です。
やはり比較的新しい感じがしますね。
本殿
本殿です。
素朴で、ドシッとしてますね。
剣の奉納
剣を奉納する。
なぜか、茫洋として、何も感じられなかった。
ただただ、だだっ広い波動。
そこで、もう一度、剣を奉納する。
すると、龍が鎮座するビジョンが見えた。
先ほどの「八龍神社」で見た龍である。
「龍神」の鎮座を感じた
しばらくすると、波動が変わり、周囲が明るく感じられました。
柏手がとても良く鳴り響きました。
「八龍神社」⇒「大潟神社」と言う順番で参拝したことで、龍神がしっかりと鎮座されたように感じました。
ちなみに、私は、
…と思いました。
土地神=龍を祀る必要性
八郎潟だけでなく、今まで日本の農業は理不尽なことが多く、うまくいってなかったと思います。
しかし、今回大潟神社に参拝してみて、
「龍神が各土地に戻ってくれば、日本の農業は復活してゆくのではないか」
…と感じました。
そのためにも、これからはやはり「土地神=龍」を祀る必要があることを強く感じました。
龍神復活=農業復活です。
この翌日、金足農業高校は決勝進出を果たします。
この快挙も、日本の「農業復活」を暗示する出来事だったと思います。
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